【注意喚起】 マイナポイントに乗じた悪質な詐欺にご注意ください!

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◾️この記事のポイント
※ この記事では、マイナポイントに関する詐欺について、注意喚起を行っています。
⚫︎マイナポイント事務局からのショートメッセージやメールでのご連絡はありません。
⚫︎クレジットカードの不正決済のような金銭的被害が生じたり、不正に個人情報を取得されてしまったりすることがあります。
⚫︎総務省や市区町村の職員、その関係者等が口座番号・口座の暗証番号、資産の情報、家族構成などの個人情報を伺うことは絶対にありません。
⚫︎不審な電話などを受けた場合は、警察相談専用電話の#9110又は最寄りの警察署、消費者ホットライン(局番なしの3桁)188、マイナンバー総合フリーダイヤル 0120-95-0178にご相談ください。
⚫︎マイナポイント事務局をかたるフィッシング詐欺にも注意が必要です。
⚫︎マイナポイント事務局からの連絡は、マイナポータルやデジタル庁で確認するようにしましょう。

マイナポイントに乗じた詐欺が急増

 マイナポイント事業とは、マイナンバーカードを発行、健康保険証としての利用登録、公金受取口座の登録で総額20,000円分のキャッシュレス決済に使えるポイントがもらえる施策です。

 このマイナポイント事業に便乗して、マイナポイントに関わるさまざまな困惑させるような悪質な詐欺の事案が急増しています。

 マイナポイントが当初は5,000円分のポイントがプレミアム付き商品券のように、消費またはチャージした金額の25%の5,000円分のポイントを上限に、少し難しい手続きを自分で実施し、今後のマイナポータルの手続きとキャッシュレス決済に慣れる事を目的としたものでした。

 マイナポイント第2弾では、マイナンバーカードを健康保険証としての利用登録、行政からの給付金や還付金を受け取る金融機関の口座を登録するだけで、それぞれ7,500円ずつの合計15,000円分のポイントがもらえることから特典額の桁が増えます。

 決済に使えるポイント残高がいきなり15,000円増えることで、少しの間だけ金銭感覚がズレた方もいらっしゃるでしょう。

 そのような、金銭感覚のズレや特典でもらえたことなどの人間の欲に便乗して、勘違いを生じさせることが今回の詐欺のメカニズムです

マイナポイント事務局からショートメッセージやメールでご連絡することはありません!

 クレジットカードの不正決済のような金銭的被害が生じたり、不正に個人情報を取得されてしまったりすることがあります。

総務省や市区町村の職員、その関係者等が以下を行うことは絶対にありません!

  • マイナンバーや金融機関の口座番号、口座の暗証番号、資産の情報、家族構成などの個人情報などを伺うこと。
     
  • 金融機関の通帳やキャッシュカードを預かったり、確認すること。
     
  • 金銭を要求したり、手数料の振込みを求めること。

マイナポイントに便乗した詐欺の手口の例

  • ショートメッセージやメールなどで、ポイントが有効期限切れになるので、アクセスが必要とあわてさせて、リンク先にアクセスをうながす内容。
     
  • ショートメッセージやメールなどで、マイナポータルに登録した公金受取口座の銀行などを名乗って、確認項目があるとよそおい、リンク先にアクセスをうなす内容。リンク先では、個人情報と銀行口座や口座の暗証番号を入力させる内容。
     
  • ショートメッセージやメールなどで、マイナポイントが、あなただけ特別に今日だけ、さらに多くもらえるので、リンク先にアクセスをうながす内容。リンク先では本物そっくりに作られた銀行のサイトで個人情報や銀行口座などを入力させられます。
     
  • ショートメッセージやメールなどで、マイナポイントがあなただけ特別に多くもらえると、リンク先がついた内容。リンク先では個人情報を入力させ、マイナポイントをもらうための手数料として、コンビニなどで販売されているプリペイドカードを数万円分を購入させ、番号が写っている画像を撮影し、送付するようにうながされます

怪しいな?と思ったら、遠慮なくご相談ください!

不審な電話などを受けたらこちら

  • 警察相談専用電話#9110又は、最寄りの警察署
     
  • 消費者ホットライン (全国共通の局番なしの3桁)188番(いやや!)
     
  • マイナンバー総合フリーダイヤル 0120-95-0178 ※音声ガイダンスに従って「⑤番」を選択してください。

マイナポイントの予約・申込をする際にご注意いただきたいこと

予約・申込手続の支援はマイナポイント手続スポットでお受けください。

  • 予約・申込手続の支援を受けたが、手数料を要求されてしまった!
      
  • 勝手に別人の決済サービスに私のマイナポイントを申込みされてしまった!
     
  • ウイルスソフトにより、決済サービスIDなどの情報を記録・取得されてしまった!

マイナポイント手続スポットでは、無料で、安心・安全に予約・申込手続を支援します。

マイナンバーカードの置き忘れやパスワードの管理に注意!

  • マイナンバーカードを置き忘れてしまった!落としてしまった!
     
  • パスワード(暗証番号)を書いた紙を落としてしまった!

普段しない事をするため、必ず忘れ物はないか、落ち着いて確認してから移動するようにしましょう。

大切な事はわからないまま放置せず、自ら行動し調べましょう

 マイナンバーカードやマイナポイントに関することは、マイナポータルのウェブサイトにて確認が可能です。また、デジタル庁のウェブサイトでも最新の関連情報がご覧になれます。

 マスコミのマイナンバーカードの関連報道は、被害者が全国民かのように不安をあおる事に重点を置いて、注意を引いて視聴率を稼ぐ事に熱心で、制度のメリットなどの説明はほとんどせず、正確性に欠けています。

 マスコミ及び報道機関は、先日に謝罪会見があった大手事務所元社長の男子児童性加害問題の事実に関して、大手芸能事務所に忖度し国民に事実を長期間の隠蔽し欺き、正確に真実を報じなかった事で、国連から勧告をうけるほどの国際的に悪名高き人権問題に発展してしまいました。
 この件に関して、マスコミ(特にテレビ局や新聞社などの報道各社)は、いまだに正式な謝罪と事実説明をしていません。

 ほとんどの国では社会保障番号でデジタル管理して行政事務の高効率化と低コスト化を実現しています。現在の日本は、世界的に見てデジタル行政の後進国で、その事をマスコミは報じません。

 なぜならばマスコミには理数系に長けた人材が著しく少なく、報道発表の数値に分数をわかりやすく使うことが滅多にありません。難しそうな事をより難しいく伝えて国民を不安にさせているだけです。

 マスコミをはじめデジタル化に反対して、デジタル化の恩恵を過小評価してきた環境の変化にうとい人たちが、マイナポイントを数万ポイント分もらった事で、慣れない詐欺にかかる事案が増加しています。

 マイナンバーカードやマイナポイントに関連する新しい情報は、必ずマイナポータルやデジタル庁で確認するようにしましょう。


まとめ

 マイナポイント事務局からのショートメッセージやメールでのご連絡はありません。
 総務省や市区町村の職員、その関係者等が口座番号・口座の暗証番号、資産の情報、家族構成などの個人情報を伺うことは絶対にありません。

 少しでも不審に感じたら、警察相談専用電話の#9110又は、最寄りの警察署、消費者ホットライン(全国共通の局番なしの3桁)188マイナンバー総合フリーダイヤル 0120-95-0178にご相談ください。

参考リンク

  • 作成:2023年9月14日
  • 文:能登健
  • 出典元:総務省 マイナポイント事業局、デジタル庁
  • 画像:ぱくたそ
能登 健
  • 能登 健
  • オフィスまちかど 代表
    消費者問題と、デジタル分野に詳しい、大阪で活躍するファイナンシャルプランナー
     
    主にスマホ料金相談事業者として、消費者に寄り添った対応で、利用プランと支払い額の最適化を実施し、余分な支払いを削減している。
    不当な契約があれば解約の上、行政の消費者相談窓口を案内している。
     
    化学プラント設備メーカー、産業用エンジンメーカーの商品開発(防災用発電設備)のプロジェクトリーダー・マネージャーなどを経て、現在に至る。

    社会課題を解決するために、問題と向き合い深掘りし、組織を横断して、時には政府に意見し、さまざまな問題に対応し、解決へ導くことをライフワークとしている。
     
    ファイナンシャルプランナー(国家資格:FP技能士)、情報処理技術者試験 初級システムアドミニストレーター(国家試験)、相続診断士(相続診断協会)、お客様対応専門員(消費者庁後援)、色彩検定2級(文部科学省後援)
    デジタル推進委員(デジタル庁)、食品ロス削減推進サポーター(消費者庁)