スマートフォンの動作や調子が不安定な時に試して欲しいこと

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 スマートフォンはパソコンと同じく、本体だけでは機能しません。本体の中に基本ソフト(パソコンであればWindowsや Chromebook、Linuxなど)がインストールされて、さまざまなアプリや機能が使えるようになり、その一つに通信機能やカメラがあります。
 スマートフォン本体に、Android OSやiOSなどの基本ソフトが基本動作やセキュリティ関連にとても重要な役割を果たしています。

AndroidスマホとiPhone

  1. Android OSを開発しているGoogleで、全てのスマートフォンを周知やフォローしているわけではない。
  2. さまざまなメーカーが、Android OS専用のスマートフォン本体を開発しているため、Android OSのアップデートを想定した設計になっていなかったり、そもそもアップデートをアフターサポートしていない場合も少なくはない。
  3. 消費者への販売するルートを持つ通信会社が、メーカーに対して独自の設定をして、メーカー直販モデルと比較して拡張性やアップデートにあたる場合がある。通信会社が機種変更を勧める前提になっており、設計寿命がiPhoneと比較して短い。
  4. 利用される機種の種類が多く、利用可能なアプリの承認検査が緩くなりがちで、消費者が意図しない動作が発生する場合も。

 Android OSを利用している多くのスマートフォンは、販売後のアフターサポートがほとんどなく、従来の商習慣である消耗品のように、分業体制であることから、販売するまでがビジネスになっています。

 Androidスマホは、分業ならではのメリットを活用して、さまざまな機種でバラエティ豊富ですが、消費者に支持される機種はほんのひと握りであり、iPhoneと似た機能や形状になっています。

 それは、時代背景や消費者が求めるものが同じであることから、マーケティングがしっかりと出来ているAppleの後追いになります。

 一方で、iPhoneはAppleが本体と基本ソフトの開発、販売ルート、アフターサポート、アプリの承認検査を一貫して実施しています。

 iPhoneは、頻繁に基本ソフトのiOSが、セキュリティの対応や機能向上を目的としたアップデートをされるため、アプリを常に自動アップデートしておいても、iOSが古いと動作が不安定な場合があります

 でも、アップルサポートに問い合わせするのは時間がかかるし…ブランド物だからキチンと正規ルートの対応をしてもらいましょう。

 一般的な不具合の多くは、基本ソフト(OS)のアップデートまはた、スマートフォン本体電源オフオンで改善されます。

基本ソフトを最新状態にアップデート

 AndroidスマホやiPhoneのどちらも、最新の状態にアップデートしておくことはとても重要です。不具合が改善されていたり、購入当初では使えなかった新しい機能が追加されている場合があるので、必ず実施してください。

  1. Android OSは「システムアップデート」、iOSの「ソフトウェア・アップデート」を実行します。
  2. アップデートはWi-Fi環境下でアップデートを開始して、アップデートデータをダウンロード必要があります。
  3. アップデートを開始するにあたり、バッテリー残量が50%以上必要ですので、充電されている状態でアップデート作業をするのが望ましいです。

システム終了→しばらく待って→電源オンでリフレッシュ

  1. Androidスマホの場合は、電源またはスリープボタン長押しで「電源オフ」や「シャットダウン」を実行してください。
  2. iPhoneの電源のオフオンは、単なる再起動ではなく、「設定」→「一般」→「システム終了」を進めてください。
  3. 画面が真っ暗になった状態でも、内部的すこし動作しているので、1分以上経過してから電源ボタンを押して起動させてください。
  4. スマートフォンやiPhoneの内部のメモリや古い設定などがリフレッシュされ、動作がすこし軽くなると思います。

 AndroidスマホやiPhoneの初歩的なトラブル対応方法を記載しました。
 これは私自身が“スマホに詳しい人”というわけではなく、自分自身で困ったときや、他の人を支援する時に調べる事を継続して、知識を蓄積しているだけです。自分自身の事で学ぶ機会を放棄している方から見ると、そう見えるようです。

よく、「“パソコンに詳しい人”に調べてもらってると」言ってる人がいてます。
実際には“パソコンに詳しい人”は“その人の代わりに調べてる”だけに過ぎなく、“パソコンに詳しい人”は調べる事で情報を蓄積します。
“よくわかってない調べてもらってる人は、調べる事をしないので、いつまで経っても情報を自分のものにはできはくなり、自立して解決が困難になる“負のスパイラル”から抜け出せなくなり、“情報格差”が生まれます。


まとめ

iPhoneは日常生活の一つの例です。
あらゆることに対して、受け身ではなくて、自分自身をよく把握して、身の丈にあった必要な情報を、積極的に調べて解明することが、今の“進歩を迫られる時代”に求められている“自己完結”ができる人材です。知らない事があるのは誰にでもある事です。恥ずかしいことではありません。

 生活に困る内容で知らない事がある自分自身に向かい合、学ぶことに嫌悪感を感じている人には成長や進歩はありません。したがって、“いわゆる詳しい人”などの周囲の支援が必要であり、周囲の方に配慮する事を心がけましょう。

  • 作成:令和2年8月14日
  • 文:能登健
  • 絵:いらすとや
能登 健
  • 能登 健
  • オフィスまちかど 代表、ファイナンシャル・プランナー、グラフィック・デザイナー、エンジニアリング・アドバイザー、システムアドミニストレーター、相続診断士、お客様対応専門員(CAP)、消費者啓発活動ボランティア、課題解決型・組織横断型地域ボランティア