災害に被災された場合、火災保険で補償できる場合があります

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◾️この記事のポイント

⚫︎記録的大雨などによる災害に住宅が被災した場合、まず加入している火災保険会社へ連絡することが重要です。加入している保険プランに、大雨による浸水などが含まれている場合は、補償の対象となります。保険加入時にあえて外さなければ、風水害は大抵の場合、保険のプランに付いています。

⚫︎保険商品は主契約に特約が付いており、保険金の支払い条件はオーダーメイドになっているため、保険契約者(保険加入者)が契約時の見積もりとにらめっこしている時にだけ内容を把握していることが多く、その後は自然と忘れてしまいます。災害に被災した時に、どの保険の対象になるかは、保険を扱っている専門家でなければ、なかなか難しいものがあります。ですので、まずは保険会社へ連絡して現状を説明する必要があります。

⚫︎ただし、被災地が広範囲の場合は、火災保険の会社に連絡がつきにくい場合があります。また、最近では火災保険の補償を使い、保険金請求を代行して手数料を取る悪質な業者もいます。怪しい勧誘を受けた場合は、消費者ホットラインへ連絡することが重要です。

 記録的大雨などによる災害に住宅が被災した場合に、加入している火災保険会社へまず連絡しましょう。

 加入している保険プランに、大雨による浸水などが含まれている場合は、補償の対象となります。保険加入時にあえて外さなければ、風水害は大抵の場合、保険のプランに付いています。

 火災保険に限らず、保険商品は主契約に特約が付いており、保険金の支払い条件はオーダーメイドになっているにもかかわらず、保険契約者(保険加入者)が契約時の時の見積もりとにらめっこしている時にだけ内容を把握しているのですが、その後は自然と忘れてしまいます。

 災害に被災した時に、どの保険の対象になるかは、保険を扱っている専門家でなければ、なかなか難しいものがあります。ですので、まずは保険会社へ連絡して現状を説明する必要があります。
※被災地が広範囲の場合は、火災保険の会社に連絡がつきにくい場合があります。

 最近、火災保険の補償を使い、保険金請求を代行して手数料を取る悪質な業者がいます。怪しい勧誘を受けた場合は、消費者ホットラインへ連絡ください。


まとめ

 火災保険は火事だけではなく風水害などの災害(地震や津波以外)の損害保険と考えてください。※地震による災害は、地震保険での対応となります。

 火災保険に加入していて、災害により被災した場合は、必ず保険会社へ連絡してください。
 また、保険金を使った怪しい勧誘には、注意してください。

 突然の工事業者の訪問や、保険金を使った怪しい勧誘などがあれば、消費者ホットライン:局番なしの188(イヤヤ)に相談しましょう。

  • 作成:令和2年7月16日
  • 文:能登 健
  • 絵:いらすとや
能登 健
  • 能登 健
  • オフィスまちかど 代表
    消費者問題と、デジタル分野に詳しい、大阪で活躍するファイナンシャルプランナー
     
    主にスマホ料金相談事業者として、消費者に寄り添った対応で、利用プランと支払い額の最適化を実施し、余分な支払いを削減している。
    不当な契約があれば解約の上、行政の消費者相談窓口を案内している。
     
    化学プラント設備メーカー、産業用エンジンメーカーの商品開発(防災用発電設備)のプロジェクトリーダー・マネージャーなどを経て、現在に至る。

    社会課題を解決するために、問題と向き合い深掘りし、組織を横断して、時には政府に意見し、さまざまな問題に対応し、解決へ導くことをライフワークとしている。
     
    ファイナンシャルプランナー(国家資格:FP技能士)、情報処理技術者試験 初級システムアドミニストレーター(国家試験)、相続診断士(相続診断協会)、お客様対応専門員(消費者庁後援)、色彩検定2級(文部科学省後援)
    デジタル推進委員(デジタル庁)、食品ロス削減推進サポーター(消費者庁)