接客業スタッフに対するストーカー行為に注意

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接客業ではお客様からさまざまな好意を持たれる

 接客業をされている方は、お客様に対して清潔感があり丁寧すぎる対応を心がけていらっしゃるため、それがまれにお客様から異性の対象に勘違いされる場合あります。

 清潔感があり丁寧すぎる対応は、お客様にとっては大変気持ちの良いものです。本当に素晴らしいものだと思います。ですが、たまに異性のお客様が勘違いして、接客業をしているスタッフに何らかの好意を持ってしまう事少なくはありません。

 接客業という性質からこういったハラスメント行為はゼロにはできませんが、うまくかわす方法や、程よい距離感を取る事、ハッキリと出入り禁止と申し上げる等、対策は色々とあります。

事案その1 一方的なスキンシップ・ストーカー型

 バーにて女性スタッフと男性のお客様の2人の時に、「占いができるから、手相を見てあげる。」と女性スタッフは断らずに手を差し出すと、手に触れずとも見れるはずなのに、手を触り、「新しい男性線が出てきている。これは今年に入って出会った人とうまく行くと出ている。そして来年には結婚するだろう。僕かもしれないけどね。」など、手を触られただけではなく、女性スタッフが嫌悪感をいだく内容の事を2人きりの店内で言われたことが、とても精神的にショックになりました。
 その後は、メニューに載っていない食事を注文して、「こんな美味しい料理を毎朝作って欲しい。」と妄想まじりの付き合う願望を何度も遠回しにわざわざ伝えてきたり、お土産を持ってきたり、その女性スタッフがいてる日にだけ来店するようになり、男性客のストーカーのような行為に女性スタッフは嫌悪感が強くなり、女性スタッフはストレスを抱えるようになりました。

事案その2 嫉妬・ストーカー型

 飲食店にて妻帯者の男性客が、付き合っている彼女がいてる(不貞行為)と、自慢してLINEのやり取りを見せてきていていました。
 その彼女と別れた後は、女性スタッフの事ばかり気になって、他の男性客と話してる時は、全てメモなどの記録をしていて、後で「いついつあそこに座っていた男と付き合ってるのか?」「あの男と食事に行ったのか」など、付き合ってもないのに、嫉妬心の塊のような、ストーカー行為に近い束縛のような発言が多くなりました。
 その女性スタッフは悩んで精神的に落ち込んで悩みながら仕事をしています。

 このような接客業スタッフと、異性のお客様との間では、発生する思い込みが激しいお客様に、接客業スタッフは常に苦労されています。

 このような事案は、待ち伏せや、意に反して触られる、頻繁に連絡をしてくるなど、エスカレートして、いずれはストーカー行為に発展します。

 接客業とお客様とでは、日本の考え方ではお客様が偉いという考えのもとで、対価以上のものを求めてしまい、“優先的な立場の濫用”のハラスメントに発展する事が少なくありません。

 特に女性スタッフが男性客にハラスメントを受ける事が多いです。そして1人で悩んでストレスを溜め込んでしまう女性が増えているのです。

違和感や嫌悪感を感じたら

 女性へのストーカー行為やハラスメント被害で、女性の人権を侵害されているこかなと悩んだら、まずは専門機関へ相談する事を強くお勧めします。

  • 私だけがガマンすればいいだけ…
  • 私は大丈夫、他の人よりマシ…
  • この程度で「相談」してもいいのかな…
ひとりで悩まないで

 あなたはわるくない、あなたのこころとからだは、あなたのもの。


まとめ

 悩んでる方、悩んでいて現状が変わらずハラスメント被害を受てけお困りの方、身近な方が悩んでそうな場合など、専門的な情報が下記の行政のウェブサイトに集約されていますので、ご活用ください。
 ひとりで悩まず、ご相談ください。あなたが今より明るい未来への一歩を踏み出せれば幸いです。

参考リンク

  • 作成:令和元年10月3日
  • 文:能登健
  • 出典元:内閣府男女共同参画局
  • 画像:ぱくたそ
能登 健
  • 能登 健
  • 合同会社オフィスまちかど 代表執行役員 ファイナンシャルプランニング技能士(国家資格)、情報処理技術者試験 初級システムアドミニストレーター(国家試験)、相続診断協会:相続診断士、日本産業協会:お客様対応専門員(CAP)、デジタル庁:デジタル推進委員、消費者庁:食品ロス削減推進サポーター、大阪府•大阪市等自治体登録型:消費者問題啓発活動ボランティア、グラフィック・デザイナー、エンジニアリング・アドバイザー、課題解決型・組織横断型地域ボランティア、政策提案型ボランティア