自動車の新車の買い替えに少し待った!

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 東京モーターショーの翌月に大阪モーターショーが毎回開催されます。
 今回のテーマはよくわかりませんでしたが、大手メーカーは現行市販車の展示が多く、コンセプト出品ではなく、2年内に発売される市販車と同じく参考出品車がありませんでした。
 これは、2021年11月からの国産新型車の型式登録が、自動ブレーキ等の搭載を義務付けるためです。

 これまで自動ブレーキは各社取り組んできましたが、性能にバラツキがあり、今回は国連基準と同等の性能評価試験が課されます
 これに合わせて、高齢ドライバーの安全機能がある車に限り運転を認める「限定免許」の創設等の警察庁の規制内容も変更される事になります。

自動ブレーキ等の性能基準(例)

信号等停止車両対応

 時速40kmで走行中に、前方の停止車両に衝突せず停止する事。

渋滞時対応

 時速60kmで走行中に、前方の時速20kmで走行中の車両に衝突しない事。

歩行者保護

 時速30kmで走行中に、時速5kmで横断中の歩行者にぶつからないように停止する事。

ペダル踏み間違い防止

 ブレーキとアクセルを踏み間違えた際、急な発進や加速を防ぐ事。


 現行の新車販売車種(輸入車を含め)は2025年12月からはこの安全基準を満たしていないと販売できなくなります
 このような背景があり、国内メーカーは2年以内に販売する新型車に関しては詳細をあいまいにしており、今回の大阪モーターショーは少し迫力に欠けいた印象がありました。


まとめ

 今後は安全な車が増える事は社会問題の改善となり、素晴らしいことです。交通事故のリスクから軽減される事は、精神衛生上とても良いことです。
 自動運転の時代は目前ですが、今ある社会問題の課題解決が、直近で軽減される事は良い方向へ向かっていることです。

 自動車本体価格が高額になる事に対して反対をする方も中にはおられますが、万が一の事故時の保険料は、事故が減る事で下がると予想され、トータルコストでは変更がなく安全性が増すので、ご理解いただければ幸いです。

ファイナンシャルプランナーからひとこと

 車の性能向上に合わせて、販売価格が上昇します。
 ですが交通事故のリスクは軽減可能なので、保険料や修理費用等の支出軽減で、5年間でのトータルコストを考えた場合の予算計画が、購入時の判断には必要です。

  • 作成:令和元年12月18日
  • 文:能登健
  • 画像:ぱくたそ
能登 健
  • 能登 健
  • オフィスまちかど 代表
    大阪で活躍する消費者問題と、デジタル分野に詳しいファイナンシャルプランナー
     
    主にスマホ乗換相談事業者として、消費者に寄り添った対応で、利用プランと支払い額の最適化を実施し、余分な支払いを削減している。
     
    化学プラント設備メーカー、産業用エンジンメーカーの商品開発(防災用発電設備)のプロジェクトリーダー・マネージャーなどを経て、現在に至る。
    課題を解決するために、問題を深掘りし、組織を横断して、さまざまな問題に対応し、解決へ導くことをライフワークとしている。
     
    ファイナンシャルプランナー(国家資格:FP技能士)、情報処理技術者試験 初級システムアドミニストレーター(国家試験)、相続診断士(相続診断協会)、お客様対応専門員(消費者庁後援)、色彩検定2級(文部科学省後援)
    デジタル推進委員(デジタル庁)、食品ロス削減推進サポーター(消費者庁)