死亡事故も! 餅による窒息に注意!
2021年12月30日
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死亡事故の例
- 食事中に5センチ大の餅がのどに詰まり、突然うなり声をあげて倒れた。救急車で運ばれ、病院で処置してもらったが、死亡した。(80歳代 男性)
- 食事中に餅をのどに詰まらせ意識を失ったため、夫が救急車を呼んだ。病院で治療を受けたが、翌日死亡した。(70歳代 女性)
ひとこと助言
- 餅による窒息事故が毎年起きています。特に高齢者は、かむ力や飲み込む力が弱くなり、窒息事故のリスクが高まるため、一層の注意が必要です。
- 餅は、あらかじめ食べやすい大きさに、小さく切っておきましょう。
- 餅を食べる前にお茶や汁物を飲んで、のどを潤しておくとよいでしょう。ゆっくりよくかんで、唾液とよく混ぜ合わせて食べることが大切です。
- 高齢者と一緒に食事をする際は、よく注意を払いましょう。
まとめ
以前の自分の記憶で、食べれていた時を思い出して無理に食べようとすると、餅が思ったより粘着力があったり、体調がかんばしくなかったりと、いろんな要因が重なり喉に詰まらせて、窒息事故になる場合があります。
おもちを食べるときは
お餅を食べるときは、食べる前に喉や口の中をよく潤して、よく噛んで唾液と一緒に飲み込めるように、慎重に注意深くしましょう。
参考リンク
- 国民生活センター 死亡事故も!餅による窒息に注意:
https://www.kokusen.go.jp/mimamori/mj_mailmag/mj-shinsen382.html
- 作成:令和3年12月30日
- 文:能登 健
- 出典元:国民生活センター