【あまい誘いに注意】 詐欺師に弱みを握られ、全てをゆすり取られます!
ニュースでよく見るんだけど、給付金を不正に騙し取る人が次々と発覚しているけど、なぜなの?
不正受給を狙っている人と、詐欺グループに誘われて不正受給している人といてますね。
詐欺グループに誘われてって、どういうこと?
「儲かる話がある」
「高額バイト」
「短時間で高収入」
「闇バイト」…など
言葉巧みにあまい誘いで、SNSなどで倫理観の低い人を集めて、不正受給の方法の指南するセミナーをしてるのです。
それで、ある会社や組織に、不正受給者が数人いるということなんだね。
不正受給は犯罪だよね?
そうです。
不正受給は犯罪です。
詐欺グループは、不正受給でお金が入ったら、受給金のほとんどを、手数料として取り上げられます。
その後は、不正受給の犯罪や個人情報を弱み詐欺師に握られて、徹底的にゆずられます。
犯罪者に仕立て上げて、弱みを握って、骨の髄までたかられるんだね…
こわっ!
そうです。
不正受給や個人情報をネタに恐喝して、財産をむしり取られ、高額な借金まで背負うこともあります。詐欺師はこれが目的なのです。
家族や知人にまで、高額な借金の影響が及ぶ場合があります。
詐欺師は最初からそのつもりだったので、容赦なくゆすって、恐喝してきます。
“恐喝は犯罪”ですので、警察へ相談するとすぐに対処してもらえますが、不正受給をしている手前、一人で抱え込む事が多いのです。
やっぱり詐欺師は恐ろしいね。
関わりたくないね。
このような被害にあわないようにするには、あま誘いには耳を貸さないことです。
関われば最後まで徹底的にたかられます。
周囲にも怪しい誘いには気をつけるように周知しておくね。
貴重な注意喚起情報を教えてくれて、ありがとう!
こちらこそ!
おっしゃるように、周囲に周知して、詐欺師の手段が通用しないようにする事が効果的です。
詐欺グループの給付金不正受給指南セミナー
持続化給付金などの受給方法の指南を持ちかけたりと、政府などからのさまざまな給付金などを騙しとる方法を指南している詐欺グループが全国を多発しています。
詐欺師は、「儲かる話がある」、「簡単なアルバイト」、「高額収入の仕事」、「短時間で高収入」、「闇バイト」など、SNSなどで生活困窮者などを集めたり、倫理観が低い人材をスカウトしたりして、セミナーを開催して、該当者から個人情報を聞き出して、受給資格がないにも関わらず、政府などの給付金を受給する方法を指南します。
その後は、集められた該当者は違法な手段で申請して受給するのです。そして、詐欺グループは、受給した金額のほとんどを、指南した手数料として要求してきます。
問題はその後なのです。
違法な手段での受給である弱みや、個人情報を握られているので、不正受給者やその家族などの財産を骨の髄までゆすって奪っていきます。犯罪行為をさせられる場合もあります。
これは明らかな“恐喝”で犯罪です!
最近では、法整備が脆弱なコロナ関連の特措法などをターゲットに、詐欺グループはスピード感を持って徹底的に調べ上げ、騙してきます。
失業給付金不正受給のゆすり
最近急増しているのが、雇用保険の失業給付金を不正に受給する手法で、実態は全国に急拡大しており、詐欺師に個人情報や弱みを握られた不正受給者はゆすられます。
詐欺師に弱みを握られて、全ての財産をむしり取られ、借金をさせられ、時には犯罪行為をさせられる場合があります。そして最初に思い描いていた事が全くできなくなり、何もかもが破綻します。
不正に手を染めていることから、誰にも相談できずに一人で抱え込み、自ら命を絶っている現状があります。
生活困窮者には届かない救済情報
生活に困窮しているあ場合は、本来であれば行政へ相談すべきですが、残念ながら該当者はそのような知識を持ち合わせていません。
生活が貧困に追い詰められ、手元に現金が欲しいという強い不安で、判断力が鈍っています。
そして、詐欺師のあまい誘いに次々と騙されて、詐欺師に利用されて、全てを奪われ、時には命までも奪われることになるのです。
残された家族や知人には、高額な借金が残ります。
まとめ
周囲やSNSなどで、不正受給の話があっても、絶対に応じてはいけません。不正かどうかも判断がつかない場合は、申請先の行政機関へ問い合わせてください。
わからない場合は、●消費者ホットライン(局番なしの188)、●警察相談ダイヤル(#9110)へ相談してください。
関連記事
- 作成:令和3年3月18日
- 文:能登健
- 画像:いらすとや、ぱくたそ