季節の変わり目のつらい症状

263

 最近は秋と春の期間が短くて、急な温度変化に対応するのが大変ですね。
 特に昼夜の温度差が激しいと、体調も崩しやすくなります。
 気象変化や気圧変化、温度差等で、私は強い頭痛や耳鳴り、強烈な肩こり、古傷の痛み等が発生します。このような症状を“気象病”と呼びます。
 疲労が普段の何倍にもなります。
 “気象病”の詳細については、Wikipediaで調べていただければ、一般的に医師が使う疾患であることがわかります。

 原因不明で、なんとなくだるくて体が重いのは、自分自身を責めるのではなく、早めに医療機関を受診しましょう。


 ちなみに、たいていの電気製品は一般消費者向けと業務用に関わらず、ヒートショック試験をしております。
 ヒートショック試験とは真夏の高温と真冬の極寒を想定して寒暖差を繰り返して、あえて寿命を進めて、設計寿命を満足しているかを確認します。
 そして寿命で動作できなくなった時に、他に悪影響を及ぼさないように故障する機構に設計しています。
 それを工学用語では“フェールセーフ”と呼んでいます。寿命を進める試験については、TBSの日曜劇場の「下町ロケット」のガウディ編で帝国重工の財前部長がされていたのでご存知の方もおられると思います。


まとめ

 このように、あらゆる物質が気候変化で少なからず影響受けることはご理解いただけましたでしょうか?
 日本は大陸の東側に位置して、一年を通して気候変動が激しい地域です。その影響でメリハリのある四季があり街の装いも変化します。
 つらい症状の負担等で、疲労が溜まりやすい状態の自分自身を責めるのではなく、医療機関を受診して、症状を受け入れてうまく付き合っていくのも精神衛生上大切なことです。

  • 作成:令和元年11月11日
  • 文:能登健
  • 写真:ぱくたそ
能登 健
  • 能登 健
  • オフィスまちかど 代表
    大阪で活躍する消費者問題と、デジタル分野に詳しいファイナンシャルプランナー
     
    主にスマホ乗換相談事業者として、消費者に寄り添った対応で、利用プランと支払い額の最適化を実施し、余分な支払いを削減している。
     
    化学プラント設備メーカー、産業用エンジンメーカーの商品開発(防災用発電設備)のプロジェクトリーダー・マネージャーなどを経て、現在に至る。
    課題を解決するために、問題を深掘りし、組織を横断して、さまざまな問題に対応し、解決へ導くことをライフワークとしている。
     
    ファイナンシャルプランナー(国家資格:FP技能士)、情報処理技術者試験 初級システムアドミニストレーター(国家試験)、相続診断士(相続診断協会)、お客様対応専門員(消費者庁後援)、色彩検定2級(文部科学省後援)
    デジタル推進委員(デジタル庁)、食品ロス削減推進サポーター(消費者庁)