外出を自粛している高齢者を狙った「訪問盗」に注意!

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 新型コロナウイルスの影響で、外出を控える人が増える中、家にいてる高齢者を狙った犯罪が相次いで発生しています。
 「訪問盗」と呼ばれるグループ犯罪で、複数の男が電気工事業者などを装って家に訪れ、住民を点検に立ち会わせている隙に、ほかの男が家じゅうを物色し、現金や貴金属などの窃盗を行うのです。
 同様の被害は47件確認されていて、警視庁が注意を呼びかけています。

 防犯対策の専門家は、外出を控える人を狙った犯罪がさらに相次ぐのではないかと指摘した上で、「役所の職員を装って『新型コロナウイルスの検査を無料でします』と、家を訪ねてくるケースが出てきてもおかしくない。ふだんは留守の家を狙うイメージがあるが、人がいるから行くんだというケースがあることを認識し、ドアを全開にして対応しないなど、防犯対策を徹底してほしい」と注意を呼びかけています。

⚫︎参考リンク:NHKのニュースの詳細リンク
https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20200321/1000045836.html

■まとめ

 近所との連携強化で、怪しい人物がいたら、周辺住民と情報を共有するようにして、事件の発生を未然予防しましょう。

 何があっても、知らない人物を家に入れてはいけません。必ずインターフォン越しに話して、家の外の相手が近隣の周囲に見えてしまうようにしましょう。
 不審な人物がいた場合は、迷わず警察へ連絡してください。

⚫︎作成:令和2年3月24日6時
⚫︎文:能登健
⚫︎出典元:NHK、警視庁

能登 健
  • 能登 健
  • オフィスまちかど 代表
    大阪で活躍する消費者問題と、デジタル分野に詳しいファイナンシャルプランナー
     
    主にスマホ乗換相談事業者として、消費者に寄り添った対応で、利用プランと支払い額の最適化を実施し、余分な支払いを削減している。
     
    化学プラント設備メーカー、産業用エンジンメーカーの商品開発(防災用発電設備)のプロジェクトリーダー・マネージャーなどを経て、現在に至る。
    課題を解決するために、問題を深掘りし、組織を横断して、さまざまな問題に対応し、解決へ導くことをライフワークとしている。
     
    ファイナンシャルプランナー(国家資格:FP技能士)、情報処理技術者試験 初級システムアドミニストレーター(国家試験)、相続診断士(相続診断協会)、お客様対応専門員(消費者庁後援)、色彩検定2級(文部科学省後援)
    デジタル推進委員(デジタル庁)、食品ロス削減推進サポーター(消費者庁)