新型コロナウイルス関連の情報はどこで見れるの?

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 新型コロナウイルス関連の情報が、無料インターネット放送局のAbema TV(アベマテレビ)の緊急ニュースチャンネルで、繰り返し表示されています。

 政府が発表した受診の目安や、連絡先、融資先などの生活情報も繰り返し放送されています。

※本来であればNHKがするべき事ですが、インターネットで見てくださいと、公共放送の放送局としての視聴者がスポンサーの責任を放棄しているように見えます。
 高齢者などは、NHKが実施している方法では、情報収集は極めて難しいです。

Abema TVの視聴は無料

 アベマテレビのニュースチャンネルでは、ニュースを放送しているだけではなく、最近では常にL字の字幕で最新情報を表示しています。
※高齢者が多く見るNHKがすべき内容で、NHKふれあいセンターへ提案しましたが、まだ返事はありません。

 アベマテレビは、基本的には無料で、録画を見たい方向けに有料の「プレミアム会員」を用意しています。
 視聴者が知りたい情報や、観たい番組を作らなければ、有料会員は増えません。
 したがって、番組内容はレベルが高く、ニュースチャンネルでは既存の地上波の放送局よりスピード感と視聴者重視の内容で既に追い越しています。

情報の取捨選択能力(情報リテラシー)が生活に直結

 今回の新型コロナウイルスで、情報混乱が社会問題になっています。誤解しやすい余計な情報を排除して、必要な情報だけを得る手段の重要性に痛感して、情報の混乱に疲れている方々が多く見られます。

 量子コンピュータとAIとビッグデータと情報通信の相互効果で、今後は働き方が大きく変化(進歩)しつつあります。

 にも関わらず、技術革新や時代の変化への対応を拒んで、「棚上げ」して、今回の新型コロナウイルスで、黒船(江戸時代末期に鎖国を開国する様に求めて来た技術格差を見せつけたアメリカ船団)のように一気に迫られてきた感覚は、皆さん感じられていると思います。

 例えば、遠隔学習やテレワークは成果が顕著に現れます。成果を出せていない人材は働きかた改革の「同一労働同一賃金」の基本原則で、給与が増減するでしょう。


まとめ

 情報をうまく扱う事で、コロナ騒動後の今後の生活は大きく変化して、情報格差が経済格差に連鎖して、生活格差に繋がります。
 自宅にいる時間が多い時に、受け身ではなく、自主的に情報収集手段を見直し、その上で、しっかりと一人ひとりで今後のことを考えましょう。

⚫︎参考リンク:Abema TV
https://abema.tv

⚫︎作成:令和2年3月21日
⚫︎文:能登健
⚫︎出典元:AbemaTV(アベマテレビ)

能登 健
  • 能登 健
  • オフィスまちかど 代表
    大阪で活躍する消費者問題と、デジタル分野に詳しいファイナンシャルプランナー
     
    主にスマホ乗換相談事業者として、消費者に寄り添った対応で、利用プランと支払い額の最適化を実施し、余分な支払いを削減している。
     
    化学プラント設備メーカー、産業用エンジンメーカーの商品開発(防災用発電設備)のプロジェクトリーダー・マネージャーなどを経て、現在に至る。
    課題を解決するために、問題を深掘りし、組織を横断して、さまざまな問題に対応し、解決へ導くことをライフワークとしている。
     
    ファイナンシャルプランナー(国家資格:FP技能士)、情報処理技術者試験 初級システムアドミニストレーター(国家試験)、相続診断士(相続診断協会)、お客様対応専門員(消費者庁後援)、色彩検定2級(文部科学省後援)
    デジタル推進委員(デジタル庁)、食品ロス削減推進サポーター(消費者庁)