1人で自宅内での業者との契約など、断れない交渉に注意!

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 一人暮らしの引越しの見積もりなどは、自宅内に業者を内覧させて見積もりをしてもらい、価格の交渉に臨み、契約か否かになります。

 自宅内に女性や高齢者、その場で断る事が苦手な方など、1人しかいない場合に、納得できない提示額で契約するように言われ、契約するまで帰らないと居直るなど、1人で対応した場合ならではの被害の報告を受けています。

 こうなれば、警察へ連絡するしかありません。

女性被害や高齢者被害など、怖い目に遭遇する前に、業者などを自宅内に入れる時は、複数名で対応するようにしましょう。


まとめ

 一人暮らしの女性、高齢者、その場で断るのが苦手な方の自宅の場合、自宅内に業者を入れる時は、1人では対応せずに、複数名で対応することが望ましいです。できれば近親者やご近所などの知人にいてもらうようにお願いしてください。
 強引な手段で、納得できない提示額で契約させられた場合は、消費者ホットライン:局番なし188(いやや)へ相談してください。

  • 作成:令和2年7月6日22時
  • 文:能登 健
  • 絵:いらすとや
能登 健
  • 能登 健
  • オフィスまちかど 代表
    大阪で活躍する消費者問題と、デジタル分野に詳しいファイナンシャルプランナー
     
    主にスマホ乗換相談事業者として、消費者に寄り添った対応で、利用プランと支払い額の最適化を実施し、余分な支払いを削減している。
     
    化学プラント設備メーカー、産業用エンジンメーカーの商品開発(防災用発電設備)のプロジェクトリーダー・マネージャーなどを経て、現在に至る。
    課題を解決するために、問題を深掘りし、組織を横断して、さまざまな問題に対応し、解決へ導くことをライフワークとしている。
     
    ファイナンシャルプランナー(国家資格:FP技能士)、情報処理技術者試験 初級システムアドミニストレーター(国家試験)、相続診断士(相続診断協会)、お客様対応専門員(消費者庁後援)、色彩検定2級(文部科学省後援)
    デジタル推進委員(デジタル庁)、食品ロス削減推進サポーター(消費者庁)