店舗やオフィスでの換気を確認しましょう

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 新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除され、社会活動と経済活動が再開しつつあります。
 新型コロナウイルスに感染を抑えつつ、対策は何が正解なのか、探りながらの新型コロナウイルスと上手く付き合っていく、「withコロナ」の新常態を受け入れて適切に対応しながら、事業活動の再開を拡大していきましょう。

 店舗やオフィスでは、クラスター(集団)感染発生リスクの高い状況の回避をする必要があります。

 換気は、過度にするのではなく、厚生労働省の“「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の手法”を参考に対策または、ビル管理者に相談して必要換気量(一人あたり毎時30㎥)が確保した場合の一部屋あたりの在席人数に調整するようにしてください。
 なお、「換気の悪い密閉空間」はリスク要因の一つに過ぎず、一人あたりの必要換気量を満たすだけで、感染を確実に予防できるということまで文献等で明らかになっているわけではないことに留意していただく必要があります。


まとめ

 店舗やオフィスでのクラスター(集団)感染発生リスクの高い状況を回避しておかなければ、対策不十分のリテラシーの低い事業者として、利用者からの評価は下がり、事業継続に悪い影響が発生します。
 また、クラスター(集団)感染発生した場合に、事業継続が困難になります。

今までの習慣では対応がむずかしいため、「withコロナ」の新常態を受け入れて適切に対応しながら、事業活動の再開を拡大していきましょう。

参考サイト

  • 作成:令和2年6月1日3時
  • 文:能登 健
  • 出典元:厚生労働省、ダイキン工業
  • 画像:いらすとや
能登 健
  • 能登 健
  • オフィスまちかど 代表
    大阪で活躍する消費者問題と、デジタル分野に詳しいファイナンシャルプランナー
     
    主にスマホ乗換相談事業者として、消費者に寄り添った対応で、利用プランと支払い額の最適化を実施し、余分な支払いを削減している。
     
    化学プラント設備メーカー、産業用エンジンメーカーの商品開発(防災用発電設備)のプロジェクトリーダー・マネージャーなどを経て、現在に至る。
    課題を解決するために、問題を深掘りし、組織を横断して、さまざまな問題に対応し、解決へ導くことをライフワークとしている。
     
    ファイナンシャルプランナー(国家資格:FP技能士)、情報処理技術者試験 初級システムアドミニストレーター(国家試験)、相続診断士(相続診断協会)、お客様対応専門員(消費者庁後援)、色彩検定2級(文部科学省後援)
    デジタル推進委員(デジタル庁)、食品ロス削減推進サポーター(消費者庁)